トップメッセージ

ミナリスメディカルは、1981年に診断薬、診断機器の専門メーカーとして旧協和発酵工業(現協和キリン)から分離独立し、2018年には旧日立化成(現レゾナック)のグループ企業となって以来、世界初の酵素法による脂質測定技術をもとに、生化学、免疫、アレルギー領域において、その時代に求められる新たな機能、価値を提供し、成長を遂げて参りました。これまでの長きにわたり、当社製品をご愛顧いただいているお客様、ご支援いただいているお取引先企業をはじめとするすべての関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

日本を筆頭に、先進国では高齢化社会へ移行し、医療費増加が社会的な課題になるとともに、医療ニーズが多様化する中、健康寿命延長に向けてエビデンスに基づく疾病の治療や未病状態での予防管理など、臨床検査の果たす役割が今まで以上に大きくなります。
当社は、革新的な技術に裏付けられた研究開発力を応用し、先進の診断薬、診断機器の提供を続け、更なる飛躍と成長に向けた挑戦に臨んで参りました。

2023年7月にはキヤノン株式会社グループの一員に加わり、新たな一歩を踏み出しました。両社グループの持つ技術シナジーを活かした事業展開をすることで、より高い付加価値を創出すると同時に今までにない診断薬トータルサービス・ソリューションを提供していきます。
当社の変革を通して、「予防、診断、医療」を支援する技術・製品・サービスを創出し、臨床検査に新たな価値を提供することで人々の健康と豊かさに貢献し、"医療に携わる皆様から選ばれる" 企業を目指しています。

当社の事業は人々の命や健康に直結しており、品質保証、安全管理体制の確立、コンプライアンス遵守徹底と共に社員一人ひとりが高い倫理観を持ちながら、お客様および社会への責任に誠実に向き合い、透明性の高い経営を続けて参ります。

代表取締役社長 金成 直希